デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「片桐嘉矜」の解説 片桐嘉矜 かたぎり-かきん ?-1820 江戸時代中期-後期の暦算家。片桐嘉保(よしやす)の子。陸奥(むつ)会津(あいづ)藩(福島県)藩士。天文,和算を父からまなび,その跡をついで勘定役,与力,天文師などをつとめる。文化4年(1807)幕命で蝦夷(えぞ)地にわたり,翌年には,青森・津軽・宗谷の緯度を調査した。文政3年死去。通称は林之助。著作に「算律国字解」「数学雑録」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例