デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「牧冬映」の解説
牧冬映(初代) まき-とうえい
享保(きょうほう)6年生まれ。江戸の人。中川宗瑞(そうずい),佐久間柳居(りゅうきょ),3代深川湖十にまなぶ。江戸座の判者から,のち独立して冬映側をたてた。天明3年8月24日死去。63歳。別号に冬渉,冬英,桂窓,紫陽館,老蚕,瑞興亭,白花庵。著作に「桂の実」など。
牧冬映(3代) まき-とうえい
宝暦10年生まれ。江戸の人。はじめ加藤野逸(やいつ),のち2代牧冬映の門人となった。嘉永(かえい)2年5月5日死去。90歳。通称は近江屋(おうみや)弥一。別号に蓮窓,松守庵(3代),方堂。句集に「かたいと」など。