物書(読み)モノカキ

デジタル大辞泉 「物書」の意味・読み・例文・類語

もの‐かき【物書(き)】

文章を書くこと。また、それを職業とする人。
文書記録を書く役。書き役。書記
南部に便宜の―して居たりける程に」〈盛衰記二九
[類語]文筆家著作家ライターコラムニスト評論家ジャーナリスト著述家ゴーストライターストーリーテラー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「物書」の意味・読み・例文・類語

もの‐かき【物書】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 文書、記録を書く役。書き役。右筆。書記。
    1. [初出の実例]「抑、ありける物かかずが、申状を物かきにあつらへて、かかせる程に」(出典:名語記(1275)五)
  3. 文筆業として作品を書くこと。また、それを職業とする人。
    1. [初出の実例]「彼の一日の生活の内容は、〈略〉家庭が主であったり、物書きが主であったりして」(出典:朝の悲しみ(1969)〈清岡卓行〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android