ゴーストライター（その他表記）ghost writer

デジタル大辞泉

ゴースト‐ライター（ghost writer）

単行本などで、著者として名のあがっている本人に代わって陰で文章を書く人。代作者。
[補説]書名別項。→ゴーストライター
[類語]文筆家・著作家・ライター・コラムニスト・評論家・ジャーナリスト・著述家・物書き・ストーリーテラー

ゴースト‐ライター【The Ghost Writer】［書名］

米国の作家、フィリップ＝ロスの小説。1979年刊行。ロス自身を思わせる小説家、ネイサン＝ザッカーマンを主人公とする作品の一。アンネ＝フランクを主題とする。以後「解き放たれたザッカーマン」「解剖学講義」と続く3部作の第1作にあたる。

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

ゴースト‐ライター

1. 〘 名詞 〙 ( [英語] ghost writer ) 雑誌記事・単行本などで署名本人になりかわって執筆する人。代作者。かげの作者。
   1. [初出の実例]「直接の書き手は、〈略〉ゴースト・ライターであり〈略〉彼自身が持っている能力以下の下司っぽい文章を書いたに違いない」(出典：白く塗りたる墓（1970）〈高橋和巳〉六)

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉プラス

ゴーストライター〔ドラマ〕

日本のテレビドラマ。放映はフジテレビ系列（2015年1月～3月）。全10回。脚本：橋部敦子、演出：土方政人ほか。出演：中谷美紀、水川あさみ、田中哲司ほか。スランプに陥った天才小説家とゴーストライターの葛藤と成長を描く。

ゴーストライター〔映画〕

2010年製作のフランス・ドイツ・イギリス合作映画。原題《The Ghost Writer》。原作はロバート・ハリスの同名小説。監督のロマン・ポランスキーは同年、第60回ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞。

出典　小学館