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狐狩り きつねがり

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

狐狩り
きつねがり

イギリスのカントリースポーツで国技の一つ。古くイギリスの村落にはキツネが多棲(たせい)し、養鶏場などに被害が続出したため、秋から冬にかけて、農場主が大掛りなキツネ退治を行ったのが起源である。17世紀のチャールズ2世(在位1660~85)の時代にスポーツとして確立した。その方法は、乗馬の紳士淑女が数十頭のフォックスハウンド(狐狩り用猟犬)を駆使して追い出し、犬に追い詰められて穴へ隠れたキツネをとらえて噛(か)み殺させる。死を最初に確認した婦人にその尻尾(しっぽ)を贈る習わしがある。
 アメリカでも、イギリスの移民による同様式の狐狩りが行われたが、アメリカ産のキツネはイギリス産とは習性がやや異なるので、アメリカンフォックスハウンドという別の犬種がつくられた。キツネを狩猟獣にしている国は多いが、狐狩りとは、イギリス、アメリカのフォックス・ハンティングfox huntingのように、騎馬で犬を駆使して、穴居のキツネを手捕りにすることをいい、その他の国々のキツネの狩猟法は狐狩りとはいわない。[白井邦彦]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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