狡(読み)コウ

精選版 日本国語大辞典 「狡」の意味・読み・例文・類語

ずる【狡】

  1. 〘 名詞 〙 ずるいことをすること。また、その人。
    1. [初出の実例]「お寺へ先へ往たずる連中は、袴をはかず」(出典:滑稽本・大千世界楽屋探(1817)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「狡」の読み・字形・画数・意味

狡
9画

[字音] コウ(カウ)
[字訓] わるがしこい・ずるい

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(交)(こう)。声の字に敏捷・狡猾の意をもつものが多い。〔説文〕十上に「少狗なり。~匈奴の地に狡犬り。口にして身なり」とあり、〔急就、注〕には赤身とする。狡は敏捷な。人の性情の上に移して狡獪・狡譎のようにいう。

[訓義]
1. はやい、すばやい。
2. わるがしこい、ずるい。
3. そねむ、そこなう。
4. もとる、くるう。
5. 佼と通じ、みめよい、うつくしい。
6. こいぬ。

[古辞書の訓]
〔名義抄〕狡 モトル/狡 ―トトシ 〔字鏡集〕狡 コイヌ・トシ・ケモノ・モトル

[熟語]
狡悪▶・狡焉▶・狡獪▶・狡害▶・狡客▶・狡黠▶・狡猾▶・狡奸▶・狡悍▶・狡騎▶・狡▶・狡▶・狡譎▶・狡険▶・狡▶・狡口▶・狡好▶・狡寇▶・狡詐▶・狡算▶・狡獣▶・狡捷▶・狡情▶・狡心▶・狡沢▶・狡智▶・狡敵▶・狡▶・狡蠹▶・狡童▶・狡▶・狡▶・狡佞▶・狡婦▶・狡愎▶・狡憤▶・狡弁▶・狡乱▶・狡吏▶・狡虜▶・狡戻▶・狡弄▶・狡惑▶
[下接語]
姦狡・頑狡・鉅狡・凶狡・狂狡・彊狡・群狡・軽狡・譎狡・険狡・巧狡・荒狡・肆狡・狡・壮狡・童狡・狡・狡・剽狡・雄狡・老狡

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む