(読み)シ

デジタル大辞泉 「獅」の意味・読み・例文・類語

し【獅】[漢字項目]

人名用漢字] [音]シ(呉)(漢)
獣の名。ライオン。「獅子
難読獅噛しか

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「獅」の読み・字形・画数・意味


人名用漢字 13画

[字音]
[字訓] しし

[字形] 形声
声符は師(し)。獅子の字に用いる。〔玉〕に「猛獸なり」とあり、〔爾雅、釈獣〕に麑(しゅんげい)というもので、虎を食う猛獣であるという。漢の順帝のとき、疎勒(そろく)王がこれを献じた。〔穆天子伝〕に「猊(しゅんげい)、日に走ること五百里」というのは、事実に合わない。その声は雷のごとく、一吼するごとに百獣が辟易するので、獅子吼という。高僧の占める座を獅子座といい、その説法を獅子吼という。また妻が夫に向かって悪罵することをいう。

[訓義]
1. しし、ライオン。

[熟語]
獅吼獅猴獅虫
[下接語]
金獅・毛獅

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「獅」の解説

獅 (シシ)

動物。ライオンの和名

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android