獅子座(読み)シシザ

精選版 日本国語大辞典 「獅子座」の意味・読み・例文・類語

しし‐ざ【獅子座】

  1. [ 1 ]しし(獅子)の座
    1. [初出の実例]「奉太上天皇於佐保山陵、御葬之儀如仏、供具有師子座香炉、天子座、金輪幢、大小宝幢、香幢、花縵、蓋繖之類」(出典:続日本紀‐天平勝宝八年(756)五月壬申)
    2. [その他の文献]〔大智度論‐七〕
  2. [ 2 ] 北天の星座。黄道十二星座の五番目。ギリシア神話ヘラクレスに退治された怪獣に見立てる。獅子の右半分は大鎌(おおがま)として知られる。アルファ星は一等星のレグルス。猊床(げいしょう)レオ

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占い用語集 「獅子座」の解説

獅子座

二区分は男性星座。三区分は不動星座。四区分は火のエレメント。支配星は太陽。身体の象徴部位は心臓背中。高い誇りを持った情熱家。長く自分の中の情熱の火を保ち続ける。度量があり寛大。創造的。ドラマッチックで派手好き。親分、姉御肌で下の面倒を良く見る。教師資質あり。演技力があり、パフォーマーとしての才能もある。芝居がかった演出を好む。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「獅子座」の意味・わかりやすい解説

獅子座
ししざ
siṃhāsana

仏典では,釈尊を人中の獅子と称している場合が多いので,釈尊や高徳な人のすわるところを獅子座と呼んだ。転じて,獅子の姿を彫刻した台座を意味し,このような台座に坐する釈迦牟尼仏の彫刻の遺物は多い。師子座とも書く。

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世界大百科事典(旧版)内の獅子座の言及

【台座】より

…釈迦成道の地,インドのブッダガヤーの菩提樹下には,釈迦の座としての金剛宝座のみが安置される。また獅子座といって,獅子の彫刻をその前面にあらわすものがある。これは釈迦族の獅子とよばれた釈迦を象徴するものであり,同時に説法獅子吼(ししく)した釈迦を象徴するものであろう。…

※「獅子座」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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