デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「玉川美久」の解説
玉川美久(初代) たまがわ-よしひさ
享保(きょうほう)10年生まれ。伯父玉川承寿の弟子となり,ついで矢田部通寿にまなび,のちに玉川派をおこした。竜をほるのがたくみで,常陸(ひたち)水戸鍛冶(かじ)町にすんだ。寛政元年死去。65歳。通称は太七。号は如英軒,九々軒,騰雲。
玉川美久(3代) たまがわ-よしひさ
2代玉川美久の子。常陸(ひたち)水戸藩御用彫物師。煙管(きせる)の彫り物を得意とし,晩年江戸深川にすんだ。天保(てんぽう)10年4月8日死去。通称は文助,のち太七。初号は美敬。