王政復古の大号令(読み)おうせいふっこのだいごうれい

山川 日本史小辞典 改訂新版 「王政復古の大号令」の解説

王政復古の大号令
おうせいふっこのだいごうれい

1867年(慶応3)12月9日,天皇出席のもと学問所で下された政体変革の御沙汰書。徳川慶喜(よしのぶ)の大政奉還と将軍職辞任の申し出を認めたうえ,王政復古・国威挽回のため,摂関・幕府など中央政府の政治制度をすべて廃止し,仮に総裁・議定・参与の三職をおいて新政府を組織すると宣言神武天皇創業模範に,身分を問わず公議を尽くす決意をのべ,改革の努力を求めている。

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

防府市歴史用語集 「王政復古の大号令」の解説

王政復古の大号令

大政奉還[たいせいほうかん]の後に、長州・薩摩両藩が中心となって出させたもので、幕府を廃止し、天皇のもとに新たな職を置いて有力な藩が共同で政治を行う形をとるようにしました。

出典 ほうふWeb歴史館防府市歴史用語集について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む