珂碩(読み)かせき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「珂碩」の解説

珂碩 かせき

1618-1694 江戸時代前期の僧。
元和(げんな)4年1月1日生まれ。浄土宗。下総(しもうさ)大巌寺の珂山に師事。寛永13年師にしたがって江戸の霊巌寺にうつり,同寺の移建にあたる。1日銭3文をたくわえて釈迦如来像と九品の仏像9体をつくり安置。延宝6年武蔵世田谷の奥沢に浄真寺をたて九品の像をうつした。元禄(げんろく)7年10月7日死去。77歳。武蔵出身。俗姓野村。字(あざな)は松露

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む