(読み)リン

デジタル大辞泉 「琳」の意味・読み・例文・類語

りん【琳】[漢字項目]

人名用漢字] [音]リン(呉)(漢)
美しい玉。また、玉が触れ合って鳴る、澄んだ音の形容。「琳琅りんろう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「琳」の読み・字形・画数・意味


人名用漢字 12画

[字音] リン
[字訓] たま

[説文解字]

[字形] 形声
声符は林(りん)。〔説文一上に「美玉なり」とあり、〔書、禹貢〕に「球琳・琅(らうかん)」の名がみえ、雍州の貢する美玉の名。また琳琅玉声。玉のふれて鳴る擬声語である。

[訓義]
1. たま、美玉の名、青色のたま。
2. 琳琅は、たまのふれて鳴る音。

[古辞書の訓]
名義抄〕琳 ―ノタマ 〔立〕琳 タマノナ・タマ

[熟語]
琳花・琳館琳観琳球・琳琳珪琳瓊琳闕琳札琳篆・琳琳碧琳房琳腴・琳琅
[下接語]
華琳・球琳・琳・瓊琳・瑶琳・連琳

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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