百科事典マイペディア 「環境監査」の意味・わかりやすい解説
環境監査【かんきょうかんさ】
→関連項目ISOの環境規格|経団連地球憲章
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企業などの環境管理体制を内部者または外部者が点検すること。ISO(国際標準化機構)は、国際環境規格ISO14000シリーズのなかで、企業がみずから定めた環境管理計画がISO規格に適っているかどうか監査することを求めている。企業がたんに環境関連の法や規則を遵守するだけでなく、自主的に環境への取り組みを前進させ、企業のイメージアップや社会的責任の追求をはかる例はこれまでも少なくなかった。しかしそれをひとりよがりに終わらせないためには監査が必要になる。欧米企業では1970年代から実施例がみられ、環境監査に関する独自規格EMAS(環境管理・監査要綱)を95年4月から実施したEUが先行していた。しかしわが国もISOが96年9月に環境規格を発行すると、これをまるごとただちにJIS規格に取り入れた。通産省(現経済産業省)の産業政策の柱にもあげられ、環境意識の高まりを背景に、積極的に規格認証を得ようとする企業がふえている。
[原 正輝]
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