甘雨為霖(読み)かんう いりん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「甘雨為霖」の解説

甘雨為霖 かんう-いりん

1786-1872 江戸後期-明治時代の僧。
天明6年2月8日生まれ。曹洞(そうとう)宗。尾張(おわり)(愛知県)大光院の仏海慈舟の法をつぐ。近江(おうみ)(滋賀県)慈眼院,越前(えちぜん)(福井県)永建寺住持。尾張竜台院の開山。受戒した弟子が1万5000人もいたという。明治5年2月8日死去。87歳。出雲(いずも)(島根県)出身。俗姓荒木。別号に不留道人。語録に「為霖老人語録」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android