生じる(読み)ショウジル

デジタル大辞泉 「生じる」の意味・読み・例文・類語

しょう・じる〔シヤウじる〕【生じる】

[動ザ上一]「しょう(生)ずる」(サ変)の上一段化。「義務が―・じる」
[類語]生まれる起きる起こる湧く生ずるきざ発する生起する発生する出来る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「生じる」の意味・読み・例文・類語

しょう・じるシャウじる【生】

  1. ( サ変動詞「しょうずる(生)」の上一段化したもの )
  2. [ 1 ] 〘 自動詞 ザ上一 〙しょうずる(生)[ 一 ]
    1. [初出の実例]「旧平君、足下(おまへ)まだ正真道理をしんなさらぬゆゑ、かかる疑の生(シャウ)じることにて」(出典:開化問答(1874‐75)〈小川為治〉初)
  3. [ 2 ] 〘 他動詞 ザ上一 〙しょうずる(生)[ 二 ]
    1. [初出の実例]「疑惑を生じさせなかった素になったといふことだけは言へると思ふ」(出典:東京の三十年(1917)〈田山花袋〉文学者の交遊)

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