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生漉紙 きずきがみ

百科事典マイペディアの解説

生漉紙【きずきがみ】

純粋にコウゾの繊維だけで,他の原料を混ぜずにすいた和紙。原料が純粋であっても,雁皮紙三椏(みつまた)紙の場合は生漉紙とは呼ばない。それは(こうぞ)紙の使用量が圧倒的に多く,種類も豊富であること,とかく楮紙には木材パルプなどが混入される場合が多かったため,純コウゾであることを強調する必要があったことなどが,理由である。

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世界大百科事典 第2版の解説

きずきがみ【生漉紙】

純粋にコウゾだけの原料ですかれている紙をいう。雁皮紙(がんぴし)や三椏紙(みつまたがみ)の場合も生漉紙とよびうるはずだが,実際には楮紙(こうぞがみ)で使う場合が多い。それは,楮紙の使用量が圧倒的に多く,種類も豊富であること,とかく楮紙には木材パルプなどが混入される場合が多かったため,純コウゾであることを強調する必要があったことなどが,理由である。 なお類似の名称として〈生紙(きがみ)〉があるが,これは仕上がったままの状態で,なんの加工も施されていない紙をいう。

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