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生紙 キガミ

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デジタル大辞泉の解説

き‐がみ【生紙】

生漉(きず)き紙」に同じ。
熟紙(じゅくし)に対し、加工を施していないすいたままの和紙。

出典|小学館
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

生紙
きがみ

いわゆる生漉(きず)き紙のことで、米糊(こめのり)などを加えずに純粋な材料だけで漉いた和紙。また、つや出しなどの加工をいっさい施さない漉いたままの和紙をいう。熟紙(じゅくし)(漉いた後なんらかの加工を施した紙)に対する語で、749年(天平勝宝1)の『正倉院文書』に初めて用語例がみられる。
 北飛騨(ひだ)(岐阜県)の方言では一般に手漉き和紙のことをさすが、岩手県上閉伊(かみへい)郡では美濃(みの)紙を意味することもある。[町田誠之]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の生紙の言及

【和紙】より

…しかし,《正倉院文書》などの調査によると,麻紙とされた紙にも,コウゾやガンピを混ぜて使用したものがあるという。麻紙の紙肌は粗く,筆で書きにくいので,写経所などでは牙などで磨く瑩紙(えいし)や槌でたたく打紙(うちがみ)などの加工を施した(瑩紙や打紙などの加工を施した紙を熟紙(じゆくし)といい,漉き上げたままの加工されていない紙を生紙(きがみ)と呼び,区別されていた)。また麻の繊維は長くて強靱なため,5mmほどの長さにいちいち切断するか,麻布を臼でひくなどの原料処理の手間がかかる。…

※「生紙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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