生物剤(読み)セイブツザイ

デジタル大辞泉 「生物剤」の意味・読み・例文・類語

せいぶつ‐ざい【生物剤】

生物テロで兵器として使用される病原性微生物毒素接触・摂取・吸引などにより生体内に入り、増殖あるいは作用し、発病・死亡させる。
[補説]厚生労働省は、生物テロに使用されるおそれのある病原体等の管理強化を促すため、エボラウイルスクリミアコンゴ出血熱ウイルス、痘瘡とうそう天然痘)ウイルス、南米出血熱ウイルス、マールブルグウイルス、ラッサウイルス(以上、所持等を禁止)、SARSコロナウイルス、炭疽菌野兎やと菌、ペスト菌ボツリヌス菌ボツリヌス毒素(以上、所持等に許可が必要)など52種類の病原体・毒素について取り扱い上の義務・罰則を定めている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む