生野神社(いくのじんじや)とは？意味や使い方

日本歴史地名大系「生野神社」の解説

[現在地名]福知山市字三俣

三俣（みまた）の北部、榧（かや）ノ木（き）峠方面へ向かう道の脇にあり、古くはその裏山の頂上に鎮座していたという。山上に陰陽石がある。祭神天鈿女命。別称御幣（みてぐら）神社。旧村社。

「延喜式」神名帳にみえる天田郡四座の一である。「丹波志」は縁起を次のように記す。

＜資料は省略されています＞

上記のように六人部（むとべ）郷の総社的存在であり、別に同書古跡の部に、多保市（とおのいち）村にこの御幣神社と、宮（みや）村の一宮（いつきゆう）神社の御旅所を指示しており、古くは両社の立会いの祭礼が行われた。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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