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陰陽石 いんようせき

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大辞林 第三版の解説

いんようせき【陰陽石】

男女の陰部に似た形の石。男性の陰部に似るものを陽石、女性の陰部に似るものを陰石とする。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

いんようせき【陰陽石】

男女生殖器の形の石で,道祖神,サエノカミとしてまつられたり,あるいは奉納される場合が多い。陰は女性,陽は男性であるが,人工的に刻む場合と,自然石にそのような形を認め,これをまつる場合とがある。陽石のみがまつられる例が多いが,陰陽が組になったものは中部・関東地方に分布している。陽石一つの周りに丸石が複数まつられる例や陰陽2石が併祀される例がある。陰陽石は村境にまつられることが多く,邪気や外敵の侵入を防ぐものとされるが,これは男女の生殖器が潜在的に強力な呪力をもつという信仰によるものと考えられる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

陰陽石
いんようせき

性信仰に基づき、信仰や俗信の対象になっている、男女の性器をかたどった石。それと見える自然石の場合と、人工を加えたものの場合とがある。陰陽を併置したものもあるが、陽石だけのものも多い。道祖神の神体になったもの、金勢(こんせ)大明神、子種石、子孕(はら)み石などの名称をもつものなどがある。畑の中に祀(まつ)って豊作を祈願するものもあるが、村境や峠に祀るものが多く、全国各地に広く分布している。[井之口章次]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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