田辺繁子(読み)タナベ シゲコ

20世紀日本人名事典 「田辺繁子」の解説

田辺 繁子
タナベ シゲコ

昭和期の法学者 元・専修大学教授。



生年
明治36(1903)年6月30日

没年
昭和61(1986)年6月8日

出生地
京都府京都市

学歴〔年〕
同志社大学法学部〔昭和3年〕卒

学位〔年〕
法学博士〔昭和37年〕

主な受賞名〔年〕
藍綬褒章〔昭和34年〕,勲三等宝冠章〔昭和49年〕

経歴
昭和4年上京、穂積重遠門下生としてマヌ法典ハムラビ法典の研究を続ける。戦後、家庭裁判所調停員を経て、29年専大教授に就任、また中央教育審議会委員、売春対策審議会委員、東京都教育委員を歴任著書に「女性の地位」「女性のための新民法」、訳書に「マヌの法典」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田辺繁子」の解説

田辺繁子 たなべ-しげこ

1903-1986 昭和時代の法学者。
明治36年6月30日生まれ。田辺平学の妻。穂積重遠(しげとお)に師事して家族法をまなび,昭和31年専修大教授。古代インドのマヌ法典を翻訳ハンムラビ法典における女性の地位の研究にもとりくむ。家族制度の復活に反対した。昭和61年6月8日死去。82歳。京都出身。同志社大卒。旧姓星野著作に「女性の地位」「妻の財産」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「田辺繁子」の解説

田辺 繁子 (たなべ しげこ)

生年月日:1903年6月30日
昭和時代の法学者。専修大学教授
1986年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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