由良霊松(読み)ゆら れいしょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「由良霊松」の解説

由良霊松 ゆら-れいしょう

1821-1885 幕末-明治時代の神職
文政4年生まれ。上野(こうずけ)(群馬県)の曹洞(そうとう)宗金竜寺住職となるが,寺門静軒(てらかど-せいけん)に儒学,詩文をまなび還俗(げんぞく)。由良改姓。明治6年新田郡大島村の八幡宮宮司となり,私塾をひらいた。門人に葉住利蔵らがいる。明治18年4月17日死去。65歳。能登(のと)(石川県)出身。本姓小林。字(あざな)は無為。号は松窓

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android