デジタル大辞泉
「申入れる」の意味・読み・例文・類語
もうし‐い・れる〔まうし‐〕【申(し)入れる】
[動ラ下一][文]まうしい・る[ラ下二]
1 こちらの意志や希望を相手に告げ知らせる。「資金の提供を―・れる」「話し合いを―・れる」
2 招待する。
「それにつき毎年このごろ一族衆を―・るる程に」〈虎明狂・目近籠骨〉
3 「言い入れる」の謙譲語。外から内部へ向かって申し上げる。
「門前にて馬よりおり、―・れられけるは」〈平家・七〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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もうし‐い・れるまうし‥【申入】
- 〘 他動詞 ラ行下一段活用 〙
[ 文語形 ]まうしい・る 〘 他動詞 ラ行下二段活用 〙 ( 「言い入れる」の謙譲語 ) - ① 外から内に向かって申しあげる。また、他を通して話などを通じ申しあげる。
- [初出の実例]「門にして人を以て案内を申し入れむが為に伺ひ立てり」(出典:今昔物語集(1120頃か)四)
- ② 招待する。お招きする。〔日葡辞書(1603‐04)〕
- ③ 年始の祝詞をいう。申しおさむ。
- [初出の実例]「年始の御祝儀申入ます」(出典:談義本・風流志道軒伝(1763)二)
- ④ ある事柄について、こちらの意見や希望を相手に告げ知らせる。申し込む。「資金の提供を申し入れる」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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