精選版 日本国語大辞典 「男手」の意味・読み・例文・類語
おとこ‐で をとこ‥【男手】
〘名〙
※宇津保(970‐999頃)国譲上「そのつぎにをとこで、はなちがきに書きて」
※俳諧・麦林集(1716‐36頃)六「男手にたたむもかなし夜着ふとん」
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…漢字を真名ということから,この名がある。奈良時代は楷書にほぼ近い形で使用され,これを男手(おとこで),真仮名と称した。平安時代に女性がそれらを草書にして用い,現在の平仮名にみるような略体ができた。…
※「男手」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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