白神社(読み)しらかみしや

日本歴史地名大系 「白神社」の解説

白神社
しらかみしや

[現在地名]中区中町

平和へいわ大通と広島城跡より南に延びた大通との交差点北東角に鎮座。東隣に国泰こくたい寺があった。祭神は菊理姫命ほか。旧郷社。「知新集」に「享保二年当社の申出書にハ、天文三年に時盛と申人、此処の岩の上に小社を立、海辺往来の旅船の目印の為、竹木に紙をつけしより白紙を改め白神と号し、近郷の神職船にて渡り臨時の祭を行ひぬ、時盛何人か詳ならすとあり」と記される。広島開府前この辺りがまだ海であった頃、岩礁の上に建てられていた白神社が、新しく干拓造成された城下民を氏子とするようになったと考えられ、同書によるとその後城主毛利輝元の崇敬を受けて文禄三年(一五九四)当社を建立


神社
しらひげじんじや

[現在地名]鬼無里村日影

猿田彦命を祀る。祭日五月一日、八月二三日の春秋二回。元禄年中(一六八八―一七〇四)松代藩の「御領分村々水帳之外書ニ有之寺社領書出帳」に「除地一石大ひけ大明神」と記し、安永二年(一七七三)の水内郡神社号願書上帳には「白髯大明神」とあり、今は白髯神社と号す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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