純粋な白金の抵抗が,温度とともにかわることを利用した温度計.国際実用温度目盛で温度目盛の定義に用いる標準抵抗温度計の白金の純度は,その目安となる抵抗比が R100/R0 > 1.3925と定められているが,工業計器に使用するものは抵抗比1.391程度のものである.0 ℃ の公称抵抗値を100 Ω,50 Ω,25 Ω とした3種類が市販されている.雲母,磁器,ガラス,石英ガラスなどに白金線が巻かれている.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...