白雁(読み)ハクガン

デジタル大辞泉 「白雁」の意味・読み・例文・類語

はく‐がん【白×雁】

カモ科の鳥。全長約70センチ。くちばしと脚が桃色風切り羽黒色ほかは全身白色。北アメリカ北部・シベリア北東端で繁殖する。日本にも冬鳥としてまれに渡来

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精選版 日本国語大辞典 「白雁」の意味・読み・例文・類語

はく‐がん【白雁】

  1. 〘 名詞 〙 カモ科の鳥。全長約六七センチメートル。全身純白色で、風切り羽だけが黒色。くちばしとあし紫色を帯びた赤色。アメリカ・シベリア東北部の北極海沿岸で繁殖し、冬季に南下する。日本ではごくまれに他のガンハクチョウの群れに混じってみられるだけだが、かつては関東多数渡来していたという。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「白雁自来田弋日」(出典:法性寺関白御集(1145か)管蔡世家)

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動植物名よみかた辞典 普及版 「白雁」の解説

白雁 (ハクガン)

学名Anser caerulescens
動物。ガンカモ科の渡り鳥

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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