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百太郎溝 ひゃくたろうみぞ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

百太郎溝
ひゃくたろうみぞ

熊本県南部,人吉盆地を流れる球磨川南岸の複合扇状地に開削された灌漑用水路。延長 19km。多良木町百太郎で球磨川より取水,あさぎり町免田南部を球磨川とほぼ並行して流れ,錦町まで続く。初めの開削工事は不明であるが,16世紀末と推定される。以後1世紀以上の期間に5回にわたる工事を重ねて完成。農民だけの力で完成し,名称は百太郎という人が人柱に立ったとの伝説に由来する。

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世界大百科事典内の百太郎溝の言及

【岡原[村]】より

…南東部は国見山地に属する山地であるが,北西部には平地が開け,人吉盆地の一角をなす。球磨川から取水する百太郎溝,幸野溝など灌漑用水に恵まれ,人吉盆地でも有数の水田地帯となっている。米を中心にタバコ,イグサの栽培,メロン,スイカなどの施設園芸,畜産なども盛んである。…

※「百太郎溝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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