日本歴史地名大系 「皆田村」の解説
皆田村
かいたむら
皆田村
かいだむら
[現在地名]宇和町皆田
宇和川が
太閤検地の石高は四二四石、耕地面積の比率は田八三パーセント、畑一七パーセントで、寛文検地には石高が一・四倍に増加し、田六〇パーセント、畑四〇パーセントに変化している。「墅截」による村柄は「上」、耕地は田が「上ノ中」、畑が「下」、水掛りは「吉」である。鬮持制実施期の本百姓一人前の耕地は田七反九畝、畑五反四畝であり、百姓数六四人のうち本百姓二四人、半百姓三九人、庄屋一人に分れ、半百姓の比率が高い。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報