目が覚める(読み)メガサメル

デジタル大辞泉 「目が覚める」の意味・読み・例文・類語

・める

眠りから覚める。「鳥の声で―・める」
迷いが去り、正しい姿に立ち返る。「放蕩のあげくやっと―・めた」
[類語]起床離床寝覚め目覚め寝起き朝起き早起き起きる目覚める覚醒かくせいする目を覚ます覚める覚ます起こす

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「目が覚める」の意味・読み・例文・類語

め【目】 が 覚(さ)める

  1. 眠りからさめる。眠気が去る。めざめる。また、眠気の去るような思いがする。新鮮な感じがする。多く、連体修飾に用いる。めざめる。
    1. [初出の実例]「全く眼も覚める程華麗(はなやか)に美しく見られるので」(出典:夢の女(1903)〈永井荷風〉五)
    2. 「衿下は目のさめる白で引き緊めてあるものですから」(出典:蝶の皿(1969)〈秦恒平〉)
  2. 心の迷いが去って本来の姿に立ちかえる。自覚して、罪や非を悔い改める。めざめる。
    1. [初出の実例]「死だ跡で目(メ)がさめるな」(出典:滑稽本浮世風呂(1809‐13)二)

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