精選版 日本国語大辞典 「目隠」の意味・読み・例文・類語
め‐かくし【目隠】
〘名〙
① (━する) 布などで目をおおって見えないようにすること。また、そのおおうもの。
③ 子どもの遊びの一つ。一人が布などで目をかくして鬼になり、手を打ち鳴らす音によって、手さぐりで捕えて、捕えられた者が代わって鬼になるという遊び。地方により、めなしちご、めんないちどり、めなしどち、めどち、めなしおになどという。目隠し遊び。目隠し鬼。盲おにご。
④ (━する) 家の内部が外から見えないようにおおいかくすこと。また、そのおおい。高い窓などから、隣家などをのぞけないようにするおおいもいう。はたいた。みかくし。
⑥ 「めかくしぶき(目隠葺)」の略。
※今物語(1239頃)「ひじりの屋をばめかくしに葺け。〈略〉天の下にもりて聞こゆることもあり」
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