相撲取草(読み)スモウトリグサ

デジタル大辞泉 「相撲取草」の意味・読み・例文・類語

すもうとり‐ぐさ〔すまふとり‐〕【相撲取草】

スミレ別名。すもとりぐさ。すもとりばな。
オヒシバの別名。

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精選版 日本国語大辞典 「相撲取草」の意味・読み・例文・類語

すもとり‐ぐさ【相撲取草】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 植物すみれ(菫)」の異名
    1. [初出の実例]「すもとり草を手に触れ。負け勝ちのあらば夫婦になるべしと云う下心」(出典:浮世草子・新色五巻書(1698)一)
  3. 植物「おひしば(雄日芝)」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕
  4. 植物「めひしば(雌日芝)」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕
  5. 植物「なずな(薺)」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

すもうとり‐ぐさすまふとり‥【相撲取草】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 植物「すみれ(菫)」の異名。《 季語・春 》 〔日葡辞書(1603‐04)〕
  3. 植物「おひしば(雄日芝)」の異名。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「道ほそし相撲とり草の花の露〈芭蕉〉」(出典:俳諧・笈日記(1695)上)

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動植物名よみかた辞典 普及版 「相撲取草」の解説

相撲取草 (スモウトリグサ・スモトリグサ)

植物。スミレ科の無茎性多年草,園芸植物,薬用植物。スミレの別称

相撲取草 (スモウトリグサ)

植物。アブラナ科の越年草,薬用植物。ナズナの別称

相撲取草 (スマトリグサ・スモウトリグサ)

植物。イネ科一年草メヒシバの別称

相撲取草 (スモトリグサ)

植物。イネ科の一年草。オヒシバの別称

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