真烏賊(読み)マイカ

精選版 日本国語大辞典 「真烏賊」の意味・読み・例文・類語

ま‐いか【真烏賊】

  1. 〘 名詞 〙
  2. しりやけいか(尻焼烏賊)」の異名。《 季語・春‐夏 》
    1. [初出の実例]「真烏賊(マイカ)鯣烏賊(するめいか)ほど違ふのは、おいら風情の色恋だの」(出典滑稽本浮世床(1813‐23)二)
  3. するめいか(鯣烏賊)」または「けんさきいか(剣先烏賊)」の異名。
    1. [初出の実例]「『此いかはあをりじゃあねへか』『なに真(マ)いかさ。〈略〉』」(出典:洒落本通言総籬(1787)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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