着熟す(読み)キコナス

精選版 日本国語大辞典 「着熟す」の意味・読み・例文・類語

き‐こな・す【着熟】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 からだにしっくり合うように、衣服をていさいよく着る。
    1. [初出の実例]「みつがさねの衣(キ)こなし、素足道中くり出しの浮歩(うけあゆみ)」(出典浮世草子好色一代女(1686)一)
    2. 「折目正しく着(キ)こなした背広の地味な丈に」(出典:虞美人草(1907)〈夏目漱石一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む