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被る カガフル

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デジタル大辞泉の解説

かがふ・る【被る】

[動ラ四]
かぶる。
「麻衾(あさぶすま)引き―・り」〈・八九二〉
上の人からの仰せ言などを受ける。賜る。
「天皇の敦(あつ)きめぐみを―・りて」〈・下〉

かぶ・る【被る/冠る】

[動ラ五(四)]《「かがふる」の音変化形「かうぶる」からさらに変化した形》
頭や顔などにそれを覆うものを載せる。また、全体をすっぽり覆う。「帽子を―・る」「面を―・る」「毛布を―・って寝る」「雪を―・った山」
頭からからだ全体にかけて受ける。水・ほこりなどを浴びる。「水を―・る」「火の粉を―・る」
本来は引き受けなくて済むものを、身に受ける。こうむる。しょいこむ。「人の罪を―・る」「不況のあおりを―・る」
写真で、現像過程の失敗、露出過度やフィルムの欠陥などのため、フィルムや印画紙の画面が曇ってぼやける。「この写真は―・っている」
すでにある色や音などの上に、さらに他の物が加わる。「日陰の撮影でやや青の―・った画像になる」「会話の音に電車の通過する音が―・る」
一方の発言と、もう一方の発言が重なる。「同時にしゃべりだして言葉が―・る」
同じようなものがそろう。重複する。「キャラが―・る」「保護者会でAさんと洋服が―・ってしまう」「前の人と発言内容が―・る」
《帰り客が総立ちになりほこりが立つため、手ぬぐいをかぶったところから》芝居・寄席などが終わる。はねる。「芝居が―・る」
《もと芝居社会の用語。「毛氈(もうせん)をかぶる」の略で》しくじる。失敗する。多く、主人や親の面目を損なった場合にいう。
「音無しい男だけに…東京を―・ってしまった」〈万太郎・ゆく年〉
10 芝居・寄席などで、観客が一時に大勢押し寄せる。大入り満員になる。
11 だまされる。一杯食う。
「どこの牛の骨やら知らいで人の―・る衣裳つき」〈浮・胸算用・三〉
浴(あ)びる[用法]
[可能]かぶれる
[下接句]仮面を被る泥を被る猫を被る面を被る毛氈(もうせん)を被る

かむ・る【被る/冠る】

[動ラ五(四)]かぶる」に同じ。
「イタリア松の笠を―・ったようなのが」〈寅彦・旅日記から〉

こうぶ・る〔かうぶる〕【被る/×蒙る】

[動ラ四]《「かがふる」の音変化》「こうむる」に同じ。

こうむ・る〔かうむる〕【被る/×蒙る】

[動ラ五(四)]《「こうぶる」の音変化》
他人から、行為や恩恵などを受ける。いただく。「格別の恩顧を―・る」
災いなどを身に受ける。「被害を―・る」
頭からかぶる。
「罪人をして、熊皮を―・らしめ」〈竜渓経国美談

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大辞林 第三版の解説

かがふる【被る】

( 動四 )
頭からかぶる。 「寒くしあれば麻衾ぶすま引き-・り/万葉集 892
承る。こうむる。特に、命令を受ける。 「恐かしこきや命-・り/万葉集 4321

出典|三省堂
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