デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石井包孝」の解説 石井包孝 いしい-かねたか 1771-1843 江戸時代後期の豪商,農政家。明和8年生まれ。下野(しもつけ)(栃木県)田沼の絹織物商の養子となり,呉服商,質屋,貸家業もいとなむ。私財を投じて新田開発,治水につくし,天保(てんぽう)の飢饉(ききん)では村民救済につとめる。宿場への賦役(ふえき)解除運動の中心ともなった。天保14年1月4日死去。73歳。本姓は須藤。通称は五郎左衛門。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例