精選版 日本国語大辞典 「石林」の意味・読み・例文・類語 せき‐りん【石林】 [ 1 ] 〘 名詞 〙 石が林のように立ち並んだところ。または林立する石。[ 2 ] 中国の伝説上の石の林。南方にあり、ものを言う猩猩(しょうじょう)が住んでいるという。〔楚辞‐天問〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「石林」の意味・わかりやすい解説 石林 (せきりん)Shí lín 中国でふつう路南(ろなん)石林をいう。中国,雲南省東部,路南イ(彝)族自治県にある石灰岩地形。路南には漢代に談稾(たんこう)県がおかれ,元代に路南州の名がでる。またイ族,ミヤオ(苗)族などが居住する。2000m前後の高原面には高さ3~30mの柱状石が林立する。2億年以上前の二畳紀に海底に沈積した石灰岩が中生代以降の地殻運動により隆起,第三紀の高温多湿の気候のもとで長期間浸食をうけて形成された熱帯カルスト地形である。執筆者:駒井 正一 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
世界の観光地名がわかる事典 「石林」の解説 せきりん【石林】 中国の雲南省の省都、昆明(こんめい)(クンミン)から南東約90kmにある景勝地。高さ20~30mの大石柱が11.92m2の台地に林立する奇観を望むことができる。2億7000万年前、石林は海底だったが、地殻変動によって陸地となり、雨や地下水の浸食作用で現在の姿になった。大石林は石林の中心にあるエリアで、全長7kmの遊歩道が設置されている。大石林の東側に小石林があり、「阿詩瑪(あしま)」と呼ばれる石峰で名高い。大石林の外側にあるのが外石林で、石林湖と獅子池という2つの池があり、獅子山の頂上からは大石林と小石林を望める。◇「シーリン」とも読む。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「石林」の意味・わかりやすい解説 石林せきりん 「シーリン(石林)」のページをご覧ください。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by