石河勝政(読み)いしこ かつまさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石河勝政」の解説

石河勝政 いしこ-かつまさ

1577-1659 織豊-江戸時代前期の武士
天正(てんしょう)5年生まれ。美濃(みの)(岐阜県)加賀島(かがしま)(鏡島)城主石川光政の次男石川貞政の弟。小早川秀秋につかえたが,同僚を殺害して関東にのがれ,徳川家康のはからいで下総(しもうさ)助崎(すけさき)村に潜伏する。徳川秀忠に近侍し,信濃(しなの)上田城攻め,大坂の陣などに随従。寛永10年堺(さかい)奉行となる。18年石河と改姓したという。万治(まんじ)2年9月2日死去。83歳。通称は三右衛門。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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