精選版 日本国語大辞典 「石理」の意味・読み・例文・類語 せき‐り【石理】 〘 名詞 〙 鉱物の結晶度・粒度・粒形・結晶の相互関係・配列などの状態によって生ずる、岩石の組織。等粒状・斑状・片麻岩状・片状などの種類がある。現在では「組織」の語を多く用いる。〔鉱物字彙(1890)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「石理」の意味・わかりやすい解説 石理せきりtexture 偏光顕微鏡下で観察したときに見られる岩石の組織のこと。構成鉱物の種類、大きさや形、それらの組合せ、配列の仕方、鉱物相互の関係などにより、いろいろなみかけの組織がある。そのようすは岩石の成因を反映しており、堆積(たいせき)岩、火成岩、変成岩の区別はもちろんのこと、岩石を分類し、成因を考えるときの重要な手掛りとなる。現在では「組織」の語を用いる。[斎藤靖二][参照項目] | 岩石 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「石理」の意味・わかりやすい解説 石理せきりtexture 岩石の組織,構造ともいう。岩石を構成する鉱物粒の大きさ,形,鉱物の組合せなどをさし,火成岩の斑状石理 (組織) などと表示する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by