デジタル大辞泉 「段段」の意味・読み・例文・類語
だん‐だん【段段】
1 いくつかの段のあるもの。また特に、階段。「裾が
2 事柄の一つ一つ。条々。次第。「御無礼の
3 いくつかに切れること。きれぎれ。
「剣―に折れにけり」〈謡・盛久〉
[副]
1 順を追ってゆっくりと変化してゆくさま。しだいしだいに。「病気は
2 次から次へと続くさま。かずかず。あれやこれや。
「そこには―深い事情があるんだがね」〈漱石・虞美人草〉
[感]《「だんだんありがとう」の略。京都の遊里で用いられた語》いろいろとありがとう。
「斗量さん、―」〈洒・うかれ草紙〉
[アクセント]はダンダン、はダンダン、またはダンダン。
[類語](1)階段・階梯・階・きざはし・石段・石階/(1)次第に・次第次第に・徐徐に・追い追い・