石黒貞度(読み)いしぐろ さだのり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石黒貞度」の解説

石黒貞度 いしぐろ-さだのり

1790-1857 江戸時代後期の武士,儒者
寛政2年生まれ。備前(びぜん)岡山藩士。藩主池田治政(はるまさ),斉政(なりまさ)につかえ,近習から寺社奉行をへて郡代となる。熊沢蕃山(くまざわ-ばんざん)の学風をしたい,陽明学信奉。異学とされているため自宅で同学の士と講究した。安政4年7月死去。68歳。通称は小藤太。号は南門。編著に「池田家履歴略記続集前編」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む