砂糖漬(読み)サトウヅケ

デジタル大辞泉 「砂糖漬」の意味・読み・例文・類語

さとう‐づけ〔サタウ‐〕【砂糖漬(け)】

果実野菜・豆などを高濃度砂糖に漬けること。また、その食品ブンタンフキアンズショウガなどの砂糖漬け甘納豆など。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「砂糖漬」の意味・わかりやすい解説

砂糖漬
さとうづけ

砂糖の防腐性を利用して種実,果実,野菜を砂糖で漬けたもの。砂糖漬にするときは,砂糖の濃度は徐々に上げてゆくことが必要であり,果実の場合 20~25%から出発し,5~10%段階ずつ高めて処理を進める。目標の濃度に達したら糖液から取出し,糖果表面を乾かす。材料は軟らかくなったり,変色しないものがよい。南蛮船唐船長崎に伝えられ,熊本鹿児島名産となった。

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