砕破(読み)サイハ

デジタル大辞泉 「砕破」の意味・読み・例文・類語

さい‐は【砕破/×摧破】

[名](スル)くだきこわすこと。また、くだけやぶれること。破砕
「これを―すること、甚だやすかりしなり」〈中村訳・西国立志編
[類語]破壊ぶち壊す打ち壊す取り壊す打ち砕く壊す叩き壊す毀損損壊破損破砕全壊壊滅

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精選版 日本国語大辞典 「砕破」の意味・読み・例文・類語

さい‐は【砕破・摧破】

  1. 〘 名詞 〙 くだいてこわすこと。また、くだけやぶれること。破砕。
    1. [初出の実例]「心大に苦しび痛み給事、尚し金剛の山を摧破するが如し」(出典:今昔物語集(1120頃か)一)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐伏隆伝〕

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普及版 字通 「砕破」の読み・字形・画数・意味

【砕破】さいは

くだく。

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