砲煙弾雨(読み)ホウエンダンウ

デジタル大辞泉 「砲煙弾雨」の意味・読み・例文・類語

ほうえん‐だんう〔ハウエン‐〕【砲煙弾雨】

砲煙と激しく飛んでくる弾丸戦闘の激しいようすをいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「砲煙弾雨」の意味・読み・例文・類語

ほうえん‐だんうハウエン‥【砲煙弾雨】

  1. 〘 名詞 〙 大砲をうつ煙や、雨のように飛んでくる銃砲の弾丸。戦闘の激しいさまの形容
    1. [初出の実例]「清仏戦争に砲烟弾雨の間を駆廻った祖(おや)血潮は」(出典藁草履(1902)〈島崎藤村〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

四字熟語を知る辞典 「砲煙弾雨」の解説

砲煙弾雨

発砲したときの煙と、雨のように飛んでくる銃砲の弾丸。戦闘の激しい様子を表す。

[使用例] 清仏戦争に砲烟弾雨の間を駆け廻ったおやの血潮は[島崎藤村*藁草履|1902]

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android