血潮(読み)チシオ

精選版 日本国語大辞典 「血潮」の意味・読み・例文・類語

ち‐しお‥しほ【血潮・血汐】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 潮のように流れ出る血。ほとばしり出る血。鮮血。
    1. [初出の実例]「裏面五重を懸ず射徹して、矢さき三寸計ちしほに染て出たりければ」(出典:太平記(14C後)一七)
  3. 体内を潮のように流れる血。燃えるような激しい感情、情熱などのたとえにも用いる。
    1. [初出の実例]「やは肌のあつき血汐にふれも見でさびしからずや道を説く君」(出典:みだれ髪(1901)〈与謝野晶子〉臙脂紫)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む