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硝子体出血 しょうしたいしゅっけつ Vitreous Hemorrhage

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家庭医学館の解説

しょうしたいしゅっけつ【硝子体出血 Vitreous Hemorrhage】

[どんな病気か]
 硝子体に出血がある状態をいいます。
 原因としては、糖尿病網膜症(とうにょうびょうもうまくしょう)、網膜中心静脈閉塞症(もうまくちゅうしんじょうみゃくへいそくしょう)、加齢性黄斑変性症(かれいせいおうはんへんせいしょう)、網膜剥離(もうまくはくり)といった病気があります。
 眼底検査で診断されます。
 多くの場合、手術かレーザー治療が行なわれます。

出典|小学館
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

硝子体出血
しょうしたいしゅっけつ

硝子体は透明な組織で、血管がなく、したがって硝子体出血というのは、硝子体周囲の組織からの出血を意味しており、とくに網膜出血が硝子体中に波及してくることが多い。網膜出血の量が多いとき、網膜の内層にある出血は硝子体に破れ出やすい。この出血量は、眼前が真っ暗になるほど多量の場合から、飛蚊(ひぶん)症を感ずる程度の少量の場合まで、さまざまである。硝子体出血の原因としていちばん多いのは糖尿病で、高血圧がこれに次ぐ。そのほか網膜出血以外にも、外傷によって眼内のいろいろな組織の出血が原因となることがある。出血量が少なければ吸収されるが、多くなると吸収されないこともある。近年は、硝子体手術も行われるようになってきた。なお、硝子体出血は網膜出血や脈絡膜出血とともに眼底出血に含められることもある。[松井瑞夫]

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世界大百科事典内の硝子体出血の言及

【眼底】より

…出血の深さにより下記のように分けられるが,しばしば一括して眼底出血と呼ばれる。(1)硝子体出血,網膜前出血 硝子体中に血液(凝血塊)が浮いている状態が硝子体出血vitreous bleedingで,飛蚊(ひぶん)症myodesopsiaとして自覚される。生理的には硝子体剝離によって網膜血管が切れることが原因となる。…

※「硝子体出血」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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