社人(読み)シャジン

精選版 日本国語大辞典 「社人」の意味・読み・例文・類語

しゃ‐にん【社人】

  1. 〘 名詞 〙 神社に奉仕する人。神主神官。神職。主として、下級の者をいう。みやうど。しゃじん。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「『お神楽』といへど、社人(シャニン)車座にゐて、銭(ぜに)つなぎかかり」(出典浮世草子日本永代蔵(1688)二)

しゃ‐じん【社人】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 村里の人。村人里人。〔春渚紀聞‐巻三・魚菜斎僧〕
  3. しゃにん(社人)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「社人」の読み・字形・画数・意味

【社人】しやじん

村人。

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