デジタル大辞泉 の解説 しゃかいほけん‐しんりょうほうしゅうしはらい‐ききん〔シヤクワイホケンシンレウホウシウしはらひ‐〕【社会保険診療報酬支払基金】 医療保険制度を円滑に運営するために設立された審査機関。昭和23年(1948)制定の社会保険診療報酬支払基金法により設立された民間法人。保険医療機関などから提出される被用者保険分に係るレセプトの審査および支払い、老人保健・退職者医療・介護保険関係業務に係る保険者拠出金の徴収、市町村への交付金交付などの業務を行う。診療報酬支払基金。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説 社会保険診療報酬支払基金しゃかいほけんしんりょうほうしゅうしはらいききん 1948年,社会保険診療報酬支払基金法に基づいて設立された公法人。健康保険法などの健康保険関係諸法に基づいて診療を担当した者からの診療報酬請求の適正な審査と,報酬の迅速な支払いを目的とする。基金は保険者による基本的拠出金と預託金をもとに,保険者,被保険者,診療担当者の各代表により運営される。生活保護法など他の法律に基づく診療報酬に関する審査,支払いも行なっている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報