社会保障基金(読み)シャカイホショウキキン(英語表記)social security funds

デジタル大辞泉 「社会保障基金」の意味・読み・例文・類語

しゃかいほしょう‐ききん〔シヤクワイホシヤウ‐〕【社会保障基金】

社会全体または大部分対象社会保障給付を行うことを目的とする組織で、法律により加入が義務付けられているもの。国の社会保険特別会計(年金・労働保険)、共済組合健康保険組合などがこれに相当する。→一般政府

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「社会保障基金」の意味・わかりやすい解説

社会保障基金
しゃかいほしょうききん
social security funds

国民経済計算上の概念で,社会全体あるいはその多く部分を対象として社会保障給付を行うことを目的とし,公的機関によって加入が義務づけられ,支配を受けているか,資金供給を受けている組織で,政府の他の活動から組織が分離し,資産,負債の所有も分離しているものをいう。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android