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祇園豆腐 ギオンドウフ

4件 の用語解説(祇園豆腐の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

ぎおん‐どうふ〔ギヲン‐〕【×園豆腐】

江戸時代、京都の祇園社門前の二軒茶屋が売り出した田楽(でんがく)豆腐。平たく切った豆腐を串にさして両面を焼き、味噌たれを塗って上に麩粉(ふこ)などを振ったもの。現在は木の芽田楽をいう。

出典|小学館
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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典の解説

ぎおんどうふ【祇園豆腐】

江戸時代、京都の祇園社(八坂神社の旧称)の門前の2軒の茶屋で売り出し、名物となった豆腐料理。薄く切った豆腐を串に刺して焼き、白みそを用いたたれで煮て麩粉をかけたものとされる。2軒の茶屋のうちの1軒が京料理店「中村楼」となっており、現在出しているものは、白みそを用いた木の芽田楽

出典|講談社
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大辞林 第三版の解説

ぎおんどうふ【祇園豆腐】

近世、京都祇園社鳥居前の二軒茶屋で売り出した田楽豆腐。現在は木の芽田楽をいう。

出典|三省堂
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日本の郷土料理がわかる辞典の解説

ぎおんどうふ【祇園豆腐】


江戸時代、京都の祇園社(八坂神社の旧称)の門前の2軒の茶屋で売り出し、名物となった豆腐料理。薄く切った豆腐を串に刺して焼き、白みそを用いたたれで煮て麩粉をかけたものとされる。2軒の茶屋のうちの1軒が京料理店「中村楼」となっており、現在出しているものは、白みそを用いた木の芽田楽。

出典|講談社
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世界大百科事典内の祇園豆腐の言及

【祇園】より

…こうして茶屋,水茶屋,旅籠屋などに芝居町を合わせて,一大遊興地帯となった祇園の繁盛は,公許の島原遊廓をしのぐほどになった。祇園豆腐や祇園香煎(こうせん)などの名物も生まれ,〈一力茶屋(いちりきぢやや)〉として《仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゆうしんぐら)》に登場して人口に膾炙(かいしや)した〈万亭(まんてい)〉のような茶屋もある。明治になって祇園は甲部と乙部に分かれ,膳所裏(せぜうら)と呼ぶ一区域を除いた祇園甲部は,日本で最も格式の高い花街とされ,その温習会である〈都をどり〉は陽春の京都の景物となっている。…

【茶店】より

…街道筋の立場(たてば)茶屋や峠の茶店は旅行者の休憩施設として必須のもので,東海道草津宿の〈姥(うば)が餅〉や宇津谷(うつのや)峠の〈十団子(とおだんご)〉など,餅やだんごを名物とするところが多かった。京都の茶店は《雍州府志》(1682)によると,祇園社内の2軒の店と北野社門前の店に始まるとされ,〈二軒茶屋〉の名で知られた前者の〈祇園豆腐〉と後者の粟餅は,江戸初期すでに著名なものであった。江戸では明暦の大火(1657)後,浅草待乳(まつち)山聖天宮門前の茶店が奈良茶(茶飯)を売り出して評判となり,宝暦年間(1751‐64)には隅田川右岸の真崎(まつさき)稲荷社内の茶店が田楽を売物にして客を集めた。…

【田楽】より

…田楽の名は南北朝から見られるが,江戸時代になると各地にこれを名物とする店が出現した。最も有名だったのは,京都祇園社境内二軒茶屋のもので祇園豆腐と呼ばれ,味とともに竹串を2本使うことも評判だったようで,後には大坂や江戸にもこれを名のる店があった。東海道では近江の石部・草津間の目川(めがわ)の茶屋が,菜飯(なめし)田楽と呼んで売ったものが評判で,これは〈目川(女川)菜飯〉を称する店を各所に続出させた。…

※「祇園豆腐」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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